ストウブのワナベとラウンドどっちがいい?強みや向いてる調理法も解説

ストウブの「ワナベ」と「ラウンド」は見た目の形や蓋の構造に違いがあり、それぞれ得意な調理があります。

ワナベは丸みのある底で和食の煮物や炊飯に適し、鍋全体の使い勝手が良いのが特徴です。

一方、ラウンドは底が平らで蓋がしっかりはまるため無水調理や洋風のスープ系に優れています。

和食の煮物や炊飯をメインにしたいならワナベがおすすめ。

無水調理や洋風煮込み料理を多く作るならラウンドがおすすめです。

どっちか1つに絞るなら万能型のラウンド20cmという選択肢もあります。

ストウブ ワナベとラウンドの強みを比較

ストウブのワナベとラウンドはそれぞれ強みがあり、和食中心で多用途に使いたいならワナベを、無水調理や煮込み料理中心ならラウンドを選びましょう。

両方揃えれば料理の幅がさらに広がります。以下の表はワナベとラウンドの特徴を比較したものです。

特徴ワナベラウンド
鍋の形状底が丸く、雪平鍋のような形底が平らで直線的
蓋の形状蓋が上に乗るようなドーム型(システラ)蓋がはまる密閉感のある形(ピコ)
得意な調理和食の煮物、炊飯、副菜、揚げ物無水調理、蒸し料理、洋風煮込み(カレー等)
使いやすさ鍋底が丸いためお玉などが使いやすい蓋がしっかり閉まるので蒸気を逃さない
その他洗いやすく多用途に使える大量調理に向く形状

このように、ワナベは和食調理や使い勝手で好まれ、ラウンドは無水調理や洋風料理に強い特徴があります。

基本機能は大きく変わらず品質も同じですが、形状と蓋のデザインの差が調理用途での選択ポイントとなっています。

鍋の形状・調理の得意分野

ワナベ:ワナベは丸底で鍋の中が対流しやすく、煮汁が全体に行き渡りやすいため、肉じゃがや大根の煮物など味が染み込みやすい和食の煮込みに適しています。

さらに底が丸いため、お玉やしゃもじが鍋にフィットし使いやすく、炒めから煮る流れもスムーズ。揚げ物は油が少なくて済む利点。

また、ワナベは炊飯もおすすめで、ご飯がふっくら炊けます。

ラウンド:ラウンドは底が平らで蓋が密閉に近い形で閉まるので蒸気を逃さず無水調理に向いています。カレーやシチュー、スープ作りにぴったりです。蒸し物、丸鶏オーブン焼きも得意。

蓋の違い

ワナベ:
システラ構造(ドーム状+雨のように旨味が戻る)で和食にも合う

ラウンド:
ピコ・ココットの平坦蓋で無水調理時の密閉性が高い

使い勝手

ワナベはお玉やしゃもじが底までフィットしてよそう・洗うが楽ちん。普段の家庭料理やごはん炊きに好評です。

ラウンドは大容量タイプも用意されており、パーティーや作り置きに使いやすい。

共通の特徴

  • 鋳物ホーローで蓄熱・保温性抜群。IH・ガス・オーブン・食洗機OK
  • 旨味を逃さず仕上げて、料理が冷めにくい
  • 多彩なカラー・サイズ展開

ワナベとラウンドのメリット&デメリット

【ワナベ】

  • メリット:和食全般・煮物・炊飯に強い、普段使い・洗いやすさ抜群
  • デメリット:大きな丸鶏やスープなど“たっぷり量”にはやや不向き

【ラウンド】

  • メリット:カレー・シチュー・無水調理・洋食にベスト、容量のバリエーション豊富
  • デメリット:深さと蓋の重さで、軽快感や洗いやすさはワナベにやや劣る

ワナベとラウンドどっちが万能?

ストウブのワナベとラウンドのうち、どちらか1つをといわれたら、一般的には「ラウンド20cm」が最もおすすめです。

理由として、ラウンドは寸胴で深さがあり、蓋がしっかり密閉されるため無水調理や煮込み料理に強く、煮る・蒸す・炒める・オーブン調理と幅広い料理に対応できる万能型だからです。

初めてストウブを買うなら、後悔が少ない選択とされています。

一方で、ワナベは鍋底が丸く浅いため、和食の煮物やご飯の炊飯に特に適し、扱いやすく洗いやすいのが魅力ですが、汎用性という点ではラウンドにやや劣ります。

まとめると、

  • どっちか1つで万能に使いたい → ラウンド20cm
  • 和食中心で炊飯もしたい → ワナベ18cm

このように、用途の幅広さを重視するならラウンドがベストな選択です.

まとめ

「和食の煮物、炊飯、普段使いの簡単さ」ならワナベがおすすめです。

「無水調理・洋食メインや多めの量」ならラウンドがおすすめです。

どっちか1つに絞るなら万能型のラウンド20cmという選択肢もあります。

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